【韓国Web小説】『怪談に落ちても出勤しなければならないんだな』1〜2話 レビュー: 怪談の世界へ移動させられたキム・ソルム

※ 韓国で連載中の、大好きなWeb小説です。日本語の勉強を兼ねた個人の記録として、あらすじや設定情報などをここにまとめようと思います。

※ 著作権を侵害する意図はなく、問題が生じた場合は削除いたします。
ご紹介する小説は『怪談に落ちても出勤しなければならないんだな』です。

※ ペク・ドクス先生の『デビューできないと死ぬ病気(デビ死)』をとても面白く読んだので、この作品も初めて公開された時から今までずっと読み続けています。

※ 日本では現在、未翻訳の作品です。ご興味のある方は、韓国の「カカオページ(KakaoPage)」で読めます。

検索する際は、以下の韓国語タイトルを検索窓に貼り付けてください。
「괴담에 떨어져도 출근을 해야 하는구나」 

暗い地下鉄の車内にスーツ姿で立ち尽くす主人公キム・ソルムの後ろ姿。不気味な怪談の雰囲気を表現したイラスト。
Google AIを通じて生成した『怪談出勤』の地下鉄怪談イメージ画像

第1話 ひとくち紹介


地下鉄の怪談に巻き込まれたキム・ソルム

主人公のキム・ソルムは会社に有給休暇を取得し、百貨店のポップアップストアを訪れた。 キム・ソルムがハマっている『闇探査記録』のグッズを買うための2回目の訪問である。

キム・ソルムはイベントで1位に当選し、プレゼントボックスと社員証のグッズまで受け取る。その直後、めまいがして新入社員オリエンテーションの場所に強制移動させられた。

結局、逃げることに失敗し、地下鉄の怪異に巻き込まれてしまう。

第1話 設定情報


主人公キム・ソルムの設定情報

名前: キム・ソルム(김솔음)
文字で見ると独特でかわいらしい韓国語の名前であり、正確なカタカナ表記では「キム・ソルウム」となる。

しかし、口に出して発音すると、韓国語で恐怖を感じて「ぞっとする」ときに使う「鳥肌(ソルム)」とまったく同じ音になる。

主人公は怖いものが大嫌いでホラー作品はまったく見ない設定である。
それにもかかわらず、肝心の名前の発音が「ぞっとする(鳥肌)」であるという点は、どこか皮肉であり、同時に切なさを感じさせる。

なお、当ブログではこのようなキャラクターの設定を直感的に伝えるため、カタカナ表記を発音通りの「キム・ソルム」と統一して記述する。

性格: 極度の怖がり
非常に臆病な性格であり、怖いものを見ることができないため、女性とのホラー映画デートも不可能なほどである。

テキストの文章なら読めるが、視覚的にイメージ化された恐怖にはめっぽう弱い、いわゆる「ビビリ」である。

キム・ソルムが臆病者であるという事実は、友人たちの間でも非常に有名である。

🔢 登場回数の記録

・キム・ソルム: 第1話初登場

👁‍🗨『闇探査記録』の世界観

・成長過程: 最初は学生たちの間で小さな噂として始まり、その後、インターネットのアルゴリズムに乗ったことで、規模が急激に拡大する。

・シェアード・ワールド(集合知オープンソース): 一人の作家が単独で作り上げたものではなく、数多くのユーザーが自由に参加し、みんなで共に構築していく世界観である。

・現在の状態: 「闇」と呼ばれる不可解な怪異を調査・記録した、報告書形式の 怪談が数千も蓄積されている独立したWiki空間である。キム・ソルムも自ら怪談を創作して投稿するほどのマニアである。

3大巨大勢力

・白日夢株式会社: 主人公が強制入社した場所である。
・超自然災難管理局: 政府機関である。
・無名燦爛教: 宗教団体である。

現場探査チーム(白日夢株式会社)

『闇探査記録』に登場する巨大勢力である。白日夢株式会社の開発部傘下にある5つのチームのうちの1つで、「死亡戦隊」とも呼ばれている。

不運なチームであるが、世界観内で怪談を書く人たちは盛り上がっている。

第2話 ひとくち紹介


地下鉄怪談への強制移動

新入社員オリエンテーションの最中、キム・ソルムが強制的に移動させられた場所は怪談の中の地下鉄であった。そこには他の新入社員が7名残されていた。

キム・ソルムは自分にしか見えない空中のメモ帳から飛び出したグッズ「ポップソケッツ(グリップトック)」の機能で、記憶が曖昧だった『深淵交通公社へようこそ』を確認し、降りるべき駅を導き出す。

新しく出会った人々

一人では絶対に降りられなかったため、人々が適当な駅で降りようとするのを遮るキム・ソルム。

そんなキム・ソルムの断固とした態度とリーダーシップを褒める男「ペク・サホン」と、ここがまるで怪談のようだと言う女「コ・ヨンウン」に出会う。

ウィキですでに読んで知っている「ペク・サホン」と、全く見知らぬ「コ・ヨンウン」。

案内放送に頼って間一髪で命を繋ぎ止めていたその時、突如として「20代 A型男性の左眼球」という、絶対に紛失するはずのない物を探す不気味な案内放送が鳴り響く――。

第2話 設定情報


👻登場する怪談: 『深淵交通公社へようこそ』

『闇探査記録』に登場する怪談、白日夢株式会社の識別コードはQterw-D-16である。

初期に作成された薄暗いD級闇の中で、一人では脱出がほぼ不可能な狂気の怪談である。

そして永久に苦痛を受けている現場探査チームである。探査は56回まで記録された。

📁『深淵交通公社へようこそ』の探査記録


3.2 探査記録は56番まで記録。

1. 色で表記された駅名のうち、「青駅」で2人の脱出に成功した。
2. 身体部位で表記された駅名のうち、「蝸牛管(耳の奥)駅」での脱出に失敗した。
3. 連続殺人犯の名前が記された駅名のうち、■■■■から12人が脱出に成功した。
4. 西暦で表記された駅名のうち、「2024年駅」からの脱出に失敗した。
5. 疾病で表記された駅名のうち、「風邪駅」で3人の脱出に成功した。

3.4 その他の記録(脱出)

駅で降車して脱出したケースを除き、生還に成功した不正規サバイバルの記録である。

一部のパターンは繰り返し確認されている。(最多発生記録は「列車間隔調整による一時停車」と「遺失物案内」である。)

👤登場人物

・コ・ヨンウン(고영은 / 見知らぬ人物)
ショートヘアの女性である。新入社員オリエンテーションで出会ったということは、彼女も社員になるという意味である。

しかし、キム・ソルム가 知らないということは、早く退職したか、早く亡くなったということなので、心が休まることはない。

・ペク・サホン(백사헌 / 白日夢株式会社の社員)
くせ毛で素朴、 弱々しい印象の男性である。

『闇探査記録』に登場する白日夢株式会社のネームド社員であり、別名は「毒蛇」である。最終職級は課長、総探査記録は106回、特別事例は17件である。

※ 『闇探査記録』を読んだキム・ソルムの記憶の中では、「毒蛇」という別名とそのイメージとが一致しない。

🔢 登場回数の記録

・キム・ソルム: 第1話、第2話
・コ・ヨンウン: 第2話初登場
・ペク・サホン: 第2話初登場

登場アイテム

・メモリアルポップソケッツ(グリップトック)
『闇探査記録』に登場するC級アイテムである。

スマートフォンに取り付けると、自分が覚えているテキストをわかりやすくページとして表示する。環境部傘下の超自然災害管理局9級支給品である。

第1〜2話の感想&レビュ


🌟読んだ感想

この作品はまだ日本に紹介されていないが、日本でリリースされたら、ぜひ手に取って読んでほしいWeb小説である。絶対に後悔しない作品であると断言できる。

最近本当に面白く読んでいる小説であり、主人公である「キム・ソルム」の魅力にハマっている。ここから作中でよく見かける人物たちが少しずつ登場している。

ここでぜひ「ペク・サホン」というキャラクターに注目していただきたい。第2話では、キム・ソルムの断固とした行動とリーダーシップを見て、ペク・サホンが近づいて自己紹介をしながら褒める。

初期のペク・サホンが登場する話を全部読んだ私には信じられない。内心ではキム・ソルムをバカにしていたり、カモだと思っていたのかもしれない。

コ・ヨンウンはペク・サホンとは全く正反対の 性格で登場する。お互いを理解できない二人が一緒に登場するのをお待ちいただきたい。

この作品はまだ日本に紹介されていないと聞いている。日本でリリースされたら、ぜひぜひ手に取って読んでいただければと思う。絶対に後悔しないと断言できる。

⭐作品の評価

・おすすめ度: ⭐⭐⭐⭐⭐(星5個じゃ足りないくらい面白いです!)
・世界観・設定: ⭐⭐⭐☆☆
・キャラクター: ⭐⭐⭐⭐⭐
・グロ度: ⭐☆☆☆☆

💬韓国読者の反応

「ムンデに続くソルム、ペク・ドクス先生の命名センスはマジでレジェンドだ」

「思ったよりは怖くないね(笑) 今日は仕事帰りに地下鉄じゃなくて、バスに乗って帰ろうっと」

「ペク・サホン、素朴(純朴)だと思わせておいて速攻でボロ出たじゃんwww」