【デビュ死作者の新作】『怪談に落ちても出勤しなければならないんだな』19話レビュ: 奇妙なパレードと、不気味なマジックバニーマスコット

 ※ 韓国で連載中の、大好きなWeb小説です。日本語の勉強を兼ねた個人の記録として、あらすじや設定情報などをここにまとめようと思います。

※ 著作権を侵害する意図はなく、問題が生じた場合は削除いたします。

※ 日本では現在、未翻訳の作品です。ご興味のある方は、韓国の「カカオページ」で読めます。検索する際は、以下の韓国語タイトルを検索窓に貼り付けてください。

「괴담에 떨어져도 출근을 해야 하는구나」

「マジックバニー」や「愉快なテーマパーク」と書かれた建物が並ぶ、残虐童話風ウェブトゥーン調のAIイラストである。色とりどりの風船を手にドレスを着て奇妙な笑みを浮かべ、コンフェッティが舞う赤ピンクの遊園地でパレードをするウサギたちの姿を描いている。
Google AIで生成した『怪談出勤』の想像による、かわいくないマジックバニーのマスコットイラスト

第19話 ひとくち紹介


社内ギャンブルの職員と同じチームになった3人

キム・ソルムは音楽を通じて、愉快なテーマパークの怪談の中に入り込んでいたことに気づく。 怪談に突入する直前、クァク・ジェガン課長に騙されて迷い込んできた研究チームのイ主任が悲鳴を上げた。

キム・ソルムは、イ主任と同じ班になったことを知る。悲鳴を上げたイ主任を脅していた精鋭チームA組の「蝶の仮面」と、Yチームの「牛の仮面」まで合流し、計4人で一つのチームを組むことになる。

彼らの目の前で、奇妙なウサギたちのパレードが始まる。ドレスをまとったウサギのマスコットが空中で杖を振るう。

最初はキャンディや宝石、紙吹雪のようなものが現れたかと思いきや、次の瞬間、人間の内臓や血の滴が降り注ぎ、街のあちこちを真っ赤に染め上げていく。

赤い紐で結ばれた4人

ジン代理はキム・ソルムにだけ、早く行こうと急かす。しかし、キム・ソルムがチームメンバーと一緒に行くと拒むと、ジン代理は何も言わずに一人で先に歩き出す。

ジン代理がキム・ソルム一行と距離が離れた瞬間、彼の首に赤い紐が巻き付き、後ろへと引きずり戻された。キム・ソルムは、引きずり戻されたジン代理に語りかける。

読んだ記録の生存者が計4人だったことから、最初から一つのチームだったと推測し、だからこそ共に行動すべきだと判断したのだと。しかし、キム・ソルムの本心は違った。

(実は、ただこの怪談を事前に読んで知っていただけです)

第19話 設定情報


👻登場する怪談: 『愉快テーマパーク』

『闇探査記録』に登場するB級(薄暗い)の怪談、識別コードはQterw-B-11である。

さまざまなファンタジーランドをテーマにした、ボードゲーム内の遊園地怪談だ。この怪談に侵入した後は、3つの大型アトラクションを利用することで無事に脱出できるという。

そのボードゲームをプレイした人々が錯乱状態で作成した『愉快テーマパーク利用ガイド』という付録で、さらに有名になった怪談である。

登場アイテム・装備

・キム・ソルムの装備: 灰色のコイ
コインをはじくと、そこに刻まれている手袋が、半透明の銀色の手袋となって空中に現れる。その後、空中に「insert coin」の文字が表示され、500ウォン硬貨を入れると硬貨は消失する。有効範囲は3m以内で、5秒間動かすことが可能である。

・ジン ・ナソル代理の装備: ネイルアート用のつけ爪
人差し指のつけ爪を引き剥がすと、その裏面から半透明で粘着性のある糸が真っ直ぐに伸びる。この糸は無限に増え続ける性質を持ち、非常に高い強度を誇っている。

『愉快テーマパーク利用ガイドライン』

【第2条】テーマパークの中では、同じ色のチームメンバーは必ず一緒に行動しましょう!

アトラクションに乗っている最中ではないのに、5m以上離れると首が締め付けられます。
痛いです、離れないでください。ダメです!

【第3条】泣き声、号泣、絶叫などの否定的で激しい感情表現はお控えください!
愉快テーマパークにはふさわしくありません。

【第7条】パレードは笑顔で応援しましょう!
愉快テーマパークのパレードはすべて楽しく、決して否定的ではありません。
絶対に絶対に否定的ではありません!

登場人物

 ジン ・ナソル(A班ジン代理 蝶の仮面)
(探査記録を読んだキム・ソルムの記憶にある名前で、 本人が明かしたわけではない)

【外見】
• ほっそりとした体型の女性である。きれいに整えられたネイルが特徴である。

【装備】
 • ネイルアート用の付け爪の形をした専用装備である。

【能力・仕事ぶり】
 • 非常に仕事ができ、 実力のある者は見下さない。

入社首席のソルムに気づき、 彼の専用装備を確認した後に自分の装備も見せてくれた。

 【圧倒的実利主義】
 • 気に入らなくても我慢すべき時は我慢し、 無駄に意地を張らない。筋の通った正しい話なら素直に従う柔軟さを持つ。

【性格・人間関係】
• キム・ソルムが名前を尋ねると、気恥ずかしいと言って拒否し、「ジン代理」とだけ名乗った。キム・ソルムの記憶の記録には、「有能で冷酷な社員」として残っている。

• また、『仕上げチーム』を激しく見下しており、問題のある人物たちが就職してきて、彼らと働く状況に疲れ果てている。

イ主任
【仕事ぶり】 
• 交代する社員への報告書の提出を遅らせるつもりだったが、上司から退勤前に提出するよう指示されると、内心でその責任を上司に転嫁した。

• また、会社の基本情報すら把握していない。

【人間性】
• オフィスで初めて会ったキム・ソルムに賭け事を持ちかけましたが、断られた腹いせにキム・ソルムを憎んでいる。

【歪んだ思考】
• 自分が生き残るためなら、「チームの誰かが代わりに死んでくれたらいいのに」と平気で願う極めて利己的な人物である。

【無能さとトロール行為】
• 空気が読めずにグズつき、人に支えてくれと頼んでばかりいる。

• 上司のせいで暗闇に陥った際、泣き叫んで大騒ぎしたため、見かねたAチーム代理に一発殴られた。

•逃げる過程でA班ジンを突き飛ばし、彼女を死の危機に追いやった。それなのに謝罪すらしない最低な人間である。

ジャン・ホウン(Y班の新人 牛の仮面)
【外見の特徴】
• 長髪で背の高い男である。

【作中での行動とセリフ】
•  イ主任を殴ったA班代理に対し異議を唱えた人物である。

• また、入社した際には「願いの権利」に関する説明会を見て、「死んだ人間を生き返らせることも可能ですか?」と質問していた。

【背景と傾向】
• 底辺に位置する「仕上げチーム」に所属しているため、情報が不足しており、どこか陰鬱な雰囲気が漂っている。

• 血や内臓に対して、強い拒否感を持っている描写がある。

🔢 登場回数の記録

・キム・ソルム: 第1〜19話
・ジン・ナソル(蝶の仮面 / A班 ジン代理): 第18、19話
・ジャン・ホウ(牛の仮面): 第5、8話、19話
・イ主任: 第16〜19話

仕上げチーム

入社試験には合格したが、正常な探査業務を行うにはどこかに欠陥がある人員を集めた現場探査チーム。

主にアルファベットの最後の3文字であるX、Y、Z班が割り当てられ、特殊な状況を実験する際に投入される。

侵入した怪談の中で、特定等級以上の従業員は、仕上げチームの職員に無条件の命令遂行を要求することができる。

仕上げチームの職員は、必ずその要求を遂行しなければならない。

※牛の仮面のジャン・ホウンは血や内臓などは見えないだけで、ほかに恐ろしさはない。

第19話の感想&レビュ


🌟読んだ感想

新しい登場人物たちが加わって良かった。D組と共にするすべてのエピソードが面白かったけれど、新キャラクターたちとの化学反応も気になるところだ。

今は大好きなジン・ナソルというキャラクターだが、最初の頃は本当にツンツンしていたなと思う。

エリート特有の 傲慢さがあるのかと思いきや、引くべき時とそうでない時をきっちり弁えている。他人の言葉にも耳を傾け、やってはいけない一線は自ら踏みとどまることができる。

クァク・ジェガンのせいで、同じ研究チームでありながら怪談に巻き込まれたイ主任は、可哀想だとは思いつつも、状況を弁えずにウジウジしている姿にイライラさせられた。

だけど、有能な人間ばかりが出てきても面白みに欠けるので、こういうキャラクターも必要なんだろうなとも思う。

キム・ソルムはすでに『闇探査記録』を読んでいて、情報を握っている。しかし、それを表に出すわけにはいかないため、本音を隠しながら状況を必死に説明しようとする場面が最高に面白い。

これまでも十分に面白かったが、まさに「ここからが本番だ」というワクワク感がある。本当に面白いストーリーが次から次へと続いていく。

将来、日本で正式にリリースされたら、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。そうしてこそ、作家先生が次の作品も構想してくださると思うからだ。本当にペク・ドクス先生、神すぎる!!

⭐作品の評価

・おすすめ度: ⭐⭐⭐⭐⭐
・キャラクター : ⭐⭐⭐⭐⭐ (ジンナソル!!)
・グロ度: ⭐⭐☆☆☆

💬韓国読者の反応

「これウェブトゥーン化されたら、怖すぎて画面見られないわ」

「すごく気になる。ジン・ナソル代理は、なんできゅうりに『ニンジンに対する悪感情』について質問したんだろう……。気になりすぎて夜も眠れない(泣)」 

「XYZ班は今すぐ辞表出して逃げるべき」

「正直、キム・ソルムのビビりムーブはもう信じられないな。なんでまた頭クラクラさせてるんだよ、普通の思考が停止しちゃってるの?笑」